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レズビアン

あなたの周囲、友人や職場の同僚、もっと身近な存在では家族や親戚に

「ん?この子ちょっと見た目が男前☆」

「エスコートがその辺の男性よりイケメン!」

「ナムオル(美男子)~//」

な女性はいませんか?

もし、「あっ、いるいる!」という心当りのある方。

ちょっとそのジェンダーレスでボーイッシュな雰囲気の彼女に対して、少し踏み込んだプライベートな話題、特に“恋愛”について一体どこまで突っ込んで聞いていいの…??と、ずばり!この記事を読まれているそのこのあ・な・た★

きっと一度はそう、疑問に思われたことがあるかと思います。

今回はその、「彼女は一体、男の子が好きか?それとも女の子が好きか?」というちょっと探りにくい純粋な疑問に対して、限りなく確信に迫る鑑別ポイントや、ボーイッシュなレズレズビアンのピュアな心情を、東北が生んだ大の女好きである筆者がこっそりお伝えしたいと思います。

 

私の経験談―日常の中でのモヤモヤ、時々ギクシャク―

…実際にこの記事を書かせて頂いている私も、外見はボーイッシュなレズレズビアン(女性として女性が好きな性的少数派)です。

少し余談ですが、筆者の外見がどの程度のボーイッシュ加減かと言いますと、プライベートな時間、休日を過ごしている時などは基本的にパンツスタイルで、毎回女性用トイレですれ違いざまにガン見&二度見をされます。

まあ日常茶飯事です。

しかし、性自認は女性で、一人称も「私」です。

仕事やフォーマルな場所ではメイクもしますし、友人の結婚式等でドレスコードがある場合にはドレスも着用します。

それなので、親しい友人を除いた多くの人が疑うことなく(?)私をノンケ(ストレート、異性愛者)だという認識で接してくださいます。

そんな私が時折感じるモヤモヤ。

それはレズレズビアンであることをカミングアウト(自身が性的少数派であることを告白すること)していないノンケの方とお話する際。

相手の方が「この人、外見は男性っぽいけど、でも自分の事“私”って言ってるし、普通に男の人が好きなのかな?でも、もしかして女の人が好きなの…?うーん、不用意に恋愛事情を聞けない…汗」という迷いが、もろにお顔に書いてあって、とーっても気を遣ってくださるのを雰囲気で察知することがあります。

正直なところ、自身の性的指向を周囲にオープンにしていない同性愛者にとって、カミングアウトをするか否かは、相手の理解が十分なされているかどうかによると思います。

なので、この相手の方が戸惑っている反応に対し、私たちセクシャルマイノリティは、脇に大量の汗をかきながら

「ああ。言ってしまいたい。けど…引かれたらと思うと、どうしよう(´;ω;`)」

という気持ちになっています。

そう言ったモヤモヤが原因となって、関係がギクシャクしてしまうことも…。

ただ、そうかと言って、相手から突然

「もしかしてあなたレズレズビアン(ゲイ、トランスジェンダー)なんじゃない?!」

と、火薬多めの爆弾発言を投下された日には、心が無防備なうちに一瞬にして大やけどを負うことになります。

つまり、このカミングアウトという行為については、多くのセクシャルマイノリティにとって一番ナイーブな項目であり、「他人に言えない秘密の暴露」なので、実際に正解であっても反射的に否定してしまうセクシャルマイノリティの人もいます。

ここまで読まれて、既に「えっ何なに?結局どうしたらいいの?!」という気持ちになってきたと思います。よく分かります。

お待たせしました、安心してください!!ここからが本番です。

まず最初の導入として、あるツールを使い、そのボーイッシュな彼女がレズレズビアンなのかどうかという可能性をポイント毎に見極めた上で、ぜひ後半のコラムに目を通して頂ければ幸いです。

 

ポイントはここ!―Level別レズレズビアンを見極める5つのポイント―

本項では、イケメン女子が放出しているレズレズビアンサイン(兆候)を、外見から読み取れるチェックポイントのみで見極めてしまおう!という、やや強引かつ・独自の観点から生み出したポイントを、読者の方にもお伝えしたいと思いLevel別の項目にしました。

当てはまる数が多ければ多いほど、「女の子LOVE♡」な可能性が高く、さらにLevelが上がれば上がるほど読んでくださっているあなたの観察力・洞察力を必要とします。

彼女は今も、あなたにいつカミングアウトしようか、会うたびに心拍数を上げて、脇汗をかいているかも知れません。

初めはあまり深く考えずに、その子を想像しながら・または対面しながら心理テスト感覚で実践して頂ければと思います!

それでは、レッツトライ☆

Level1.バッグの中にシャドウ、マスカラ、リップの3点セットは入っているか?

最初のポイント。それはメイクをするか否か、どこまで充実させているか、です。

ファンデーションや眉毛までは社会人の身だしなみとして、顔面に塗布するボーイッシュなレズビアンさんも多いです。

しかし、シャドウ、マスカラ、リップを常時持ち歩いているボーイッシュなレズビアンさんの割合は格段に少ないです(行き当たりばったりな私の肌感覚統計より)。

女性らしさを引き立てられる目元や口元をあえて飾らないことで、クールでカッコイイ印象を演出しています。

Level2.男性もののトップスに要注意!

さりげなく彼女が今日着ているトップスをチェックすると、男性に人気のブランドを着ている!なんて事はありませんか?

最近はジェンダーレスファッションが注目されていることもあり、メンズものをカッコよく着こなしたいボーイッシュさんが増加傾向にあります。

シャツの種類については、自ずと首元や胸元が開いた丸襟・開襟シャツよりも、ボタンダウンシャツやレギュラーカラー等のシャツを好んで着られるボーイッシュなレズビアンさんが多いです。

Level1と同様、目指すのは胸元やくびれなどの女性的なアピール要素を抑えた、クールで爽やかな印象です。

そしてこれが“最大の”ポイントで、不思議な事に、サイズはほとんど変わらないのに「女性のL sizeよりも男性のS size」を選択する傾向があります。

彼女の一瞬の隙をついて服のタグをさりげなくチェック…ここまできたらやり過ぎですが、ブランド・デザイン・サイズに至るまで、この視点を持って細かく分析できたら面白いですよね。

Level3.ヘアワックスももちろんボーイズライク

近頃のドラッグストアの商品棚、見渡してみると女性向け商品に劣らず男性用ヘアワックスが充実しています。

ボーイッシュに見せる要素の一つでもあるショートカットに加えて、それを引き立たせるアイテムも実は重要。

あえて男性向けコーナーの商品を使っているか否かで、その人のイケメンレズビアン☆意識が分かります。

中には美容室のヘアワックスを使っているなんていうオシャレトムボーイさんも居るかと思います。

会話の中で「ショートカット似合うね、美容室で髪型はどうオーダーしてるの?ヘアワックスは何を使っている?」など話題を広げてみると、その人の核心に迫れるかも知れません(^^)

Level4.のぞいてみて?そのテーブルの下!

次に注目したいのは、座っている姿勢です。

Level1-3はアイテムを中心に挙げましたが、実はノンバーバル(非言語的)な仕草にこそ潜在意識、重要なポイントは隠されています。

オフィスで、駅のベンチで、外で食事中に、ふと観察した時に座った姿勢がガニ股になっていませんか?

私は時々友人と新宿二丁目のカフェやバー、クラブに訪れる事があります。

すると、心なしか足を組むよりも足を開いて座るボーイッシュさんが多いと感じます。

また、人は仕事以外のプライベートな空間、特に心地よさを感じてリラックスしている時には素が出ます。

「ホントかな?」と、気になった方は試しにランチの最中、落とした箸を拾うふりをしてテーブルの下をさりげなく覗いてみてください!

イケメンガールの脚が、ガバァッ!と豪快に開かれていれば可能性は高いかも?!

Level5.類は友を呼ぶ。

いよいよ最後。これが一番、難易度が高いのですが、信憑性は限りなく高いです。

この決めてとなる一手は、彼女の友人に1人でも「あれ?雰囲気が似ているな。」と、思う人がいれば即刻レズビアンだと確信していいでしょう。

類は友を呼ぶという言葉があるように、一般的に言っても外見や好きなものに共通点が多い事が、グループになる条件となりやすいです。

事実、絶対数の少ないレズビアンというセクシャルマイノリティの中で、「外見がボーイッシュで、女の子が好き」という共通点があること、それを共通の話題にできる事は、彼女達にとって代え難い安心です。

しかし、それ以上に、あなたがここまで関心を持って接してくれることは、彼女達の不安を取り除き・限られた狭い世界を広げる事とイコールです。

なので、もし機会があれば会話の中でさりげなく「○○さんとい雰囲気が似ているよね?」と尋ねてみてください。

彼女の友人の話題を通して彼女を知れるチャンスであり、徐々に掘り下げて行くことで核心に迫れると思います。

Level別レズビアンを見極める5つのポイントまとめ

Level別5つのポイントについて、いかがでしたか?

少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。

Levelが上がれば上がるほど、項目に対する「YES」が多ければ多いほど、今あなたの頭に浮かんでいる方が、女の子が好きな可能性は高いと思います。

※これはあくまで筆者自身を想定した、独自の鑑別ポイントです。このすべてに当てはまってもストレートの方はもちろんいますし、当てはまらなくてもレズビアンやバイセクシャルの方はいます。

もっとあの人を知りたい!と思った時の参考に使って下さい♪間違っても噂話のネタに使ってはダメですよ☆

 

本当の気持ち―ボーイッシュなレズビアン女子の心の声―

この最後のまとめでは、上記の心理テストによりレズビアンを見極める事ができるようになったみなさんに、外見だけではなくセクシャルマイノリティの人々が抱いている内情について、少しでも興味を持って知っていただければと思います。

序盤に「私の経験談」のところで触れさせて頂きましたが、私個人の意見としては

「この人は一体何者なのか?もし同性愛者だったら?実際よく知らないし、ちょっと気持ち悪い。」

と、不安や嫌悪感、モヤモヤした感情を抱きながらコミュニケーションをとることは、お互いの距離を縮める上で大きな弊害だと思います。

しかし、知らないものに対して否定をしたり、マイナスの感情を抱くのは人間の本能行動であり、当然の反応です。

この時点ではこのマイナスの感情、生理的嫌悪は「偏見」と呼ばれています。

では、そこからどう「理解」へ繋げていけるのか?意外と簡単です。

それは「興味を持って探求してもらう」事が一番大切だと思います。

例えば、前半の心理テストのような視点で相手を観察し、その結果、外見に現れたサインにどんな意味があるのかを考えます。

多くの人が次に思うのはきっと、「どうしてこの人はこういうスタイルを選んでいるのか?」という事。

興味があるからこそ生まれる疑問であり、その答えは何よりも単純です。

「そのスタイルが、好きだから」です。

ボーイッシュなスタイルが好きで・かっこよさを追求する女の子が好きな女の子が、自分自身に合ったスタイルを模索した結果です。

だからこそ、これを読んでくださっているあなたに、ありのままの彼女に興味を持ち、そのスタイルを受け入れて欲しいと願っています。

 

あなたへ届けたい―パンとごはんの話―

最後に、私は常々「男性が好きか、女性が好きか」とか「女性らしい服装が好きか、男性らしい服装が好きか」という質問について

「主食はパン派? ごはん派?」

という質問に置き換えられる程度の深刻さで気軽に答えます。

つまり、パンが好きだから生まれたことを恥じる事も、ごはんが好きだから他人に非難される事も、上にふりかけやジャムを乗せているから街角で変人扱いされる必要も、ないと考えています。

ここにこう自信満々に書いている私も、数年前までは「レズビアンでいることは愛する家族を裏切る事、恥ずかしい事、否定されるのが怖い、だから絶対に公表しない。」とかたくなに思っていました。

しかし、受け入れてくれた兄弟や周囲の友人の理解・興味が私を変えてくれました。

セクシャルマイノリティと呼ばれる人々は、いつかお互いの主食を聞くくらい気軽に、太陽の下で、堂々と同性の恋人について質問し合える日を夢見ています。

願わくは、この文字を通した出会いが、身近なレズレズビアンの方を発見する気づきとなり、セクシャルマイノリティ理解に対する最初の一歩になればと思います。